こんにちは、Keibricksです。いま世界中でレゴを楽しむ人たちが子供に限らず増えています。世界的パンデミックをきっかけに家で楽しめる趣味として注目を集め、情勢が落ち着いた今では老若男女が楽しめる趣味として世界中で密かなブームとなっています。
中でも2020年から登場している少し難易度の高い「大人レゴ」が人気で、模型のような精巧さと繰り返し作れる面白さを売りに大ヒット商品になりました。商品のパッケージに「+18」と書いてあるのが目印です。何かを夢中になって作るのは最高の癒しですね。
そんな大人気のLEGOですが、大人や子供が年齢関係なく誰もが楽しめるオフ会や展示会のイベント開催が日本国内でも盛んです。
このファンイベントで度々聞かれるのが「ラグ」と呼ばれるファングループの存在です。
レゴ社公認ユーザーグループとは?
レゴユーザーグループ(LEGO User Group)は通称ラグ(LUG)と呼ばれています。ラグはLEGO社から認可されたファングループを指しています。
従来レゴは個人で遊ぶ趣味というイメージでしたが、2010年頃からインターネットの普及により趣味同士の集まりが活発になっていきました。やがてレゴ愛好家による大きなコミュニティが世界各地で形成され始め、2014年にレゴ社はこの認定制度《R-LUG》を始めました。レゴ社にとってもファンコミュニティと意見交換を活発にすることでマーケティング調査など様々な恩恵があると考えたためです。
公認とは言ってもファングループですので、ルールを守れば基本的に自由に活動することができます。しかし、LUGとして存続するためには「年3回500名以上を集めたイベントを開くこと」などの様々なルールを守る必要があります。
また、レゴ社に認定されると「ラグバルク」と呼ばれる、少し安くブロックのパーツを本国から購入できる特典があります。ここで間違っても特典を悪用する人が現れないように、上記のような厳しい条件が設定されているというわけです。500人以上の人を集めるイベントを開催するためにはブロックも大量に使うことになりますので、納得のシステムですね。
もし、自分たちのグループもラグとして認定されたい!という方は、条件をクリアしてデンマークのレゴ本社へ申請してみましょう。定期的な英語でのミーティング参加など活動規約はありますが、世界中のレゴファンと意見交換できるのはきっと素晴らしい経験になるはずです。
ちなみに、日本にはR-LUGが5団体存在しています。
日本のLUGは5団体存在します
【J-LUG】通称「Jラグ」
- WEBサイト:http://j.rlug.jp/
- 創立年:調査中
- アンバサダー:エリック氏
【JP-LUG Sakura】通称「サクラグ」
- WEBサイト:https://twitter.com/LugSakura
- 創立年:2013年6月頃
- アンバサダー:さいとう氏
【K-LUG】通称「Kラグ」
- WEBサイト:https://klug-jp.com/
- 説明:関西レゴJBFなどを主催。
- 創立年:調査中
- アンバサダー:Edowin氏
【JT-LUG】通称「JTラグ」
- WEBサイト:https://jt-lug.voog.com/ja
- 説明:トレイン専門のグループ
- 創立年:調査中
- アンバサダー:マツタケ所長氏(リッキー氏)
【OU-LUG】通称「OUラグ」
- WEBサイト:https://handailegobu.github.io/
- 説明:阪大レゴ部
- 創立年:調査中
- アンバサダー:調査中
HUBイベントとは?
LUGと共に知っていただきたいレゴ知識に「ハブ」があります。
レゴハブイベントとは本国であるデンマーク、ポルトガル、日本の世界3箇所で行われているレゴ公認のファンイベントのことです。日本で有名なのはK-LUGが主催する《Japan Brickfest》です。いまではアジア最大級のビッグイベントとして、アジア周辺諸国をはじめとした世界中のレゴ愛好家が毎年楽しみにしており、参加者と来場者の数は数千人に登ります。
レゴ友達がつくりたい!レゴの熱狂を感じたい!すごいレゴ作品が見たい!という方は一度ジャパン・ブリックフェストへ遊びに行ってみましょう。こんなに大きなイベントが国内で開催されているのは世界で見てもとても幸運なことなんです。
Japan Brickfest(ジャパン・ブリックフェスト)公式サイトはこちら>>
まとめ
いかがでしたでしょうか。
レゴブロックは世界中で毎年200億個以上製造され、130カ国以上で販売されている最も有名な玩具の一つです。当然世界中にレゴを大好きな大人たちも存在します。レゴ社もそんな彼らと手を組んでファン拡大を目指しています。
世界中のレゴファンが集まるLUGというコミュニティはそれぞれの代表によって運営されているので、もし参加してみたいという人は各代表者にコンタクトを取ってみることをお勧めします。グループ内の秩序を守るために急に参加することはできないかもしれませんが、レゴ愛と仲間を大切に思いやる気落ちが態度として認められれば、いつか参加させてくれる日が来るかもしれません。ネット上で挨拶しても良いですが、まずは各グループが運営するイベントに足を運んで、どんなことをしているか自分の目で知ることから始めてみましょう。
参加条件や運営方針はグループによって異なりますので、気になる点があれば各団体にお問い合わせください。本記事ではLUGについて説明させていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。それではまた!