こんにちは、Keiです。
「新しい趣味を作って毎日を充実させたい!」という方向けの記事です。いい歳だけど無趣味は嫌だな!何かはじめたいな!とお考えの方はこの記事を参考にしてみてください。子供よりも大人のほうが夢中になると注目度を上げているホビー「レゴ」について実態をレポートしていきます。
2020年頃から「#大人レゴ」という言葉が話題になっているのをご存知でしょうか。
そしてこれは日本だけではなく世界規模の新しいブームとして注目されています。説明書通り組み立てるだけの玩具ではなく、人形(=ミニフィグ)を持って旅先で可愛い写真を撮ってみたり、部屋のインテリアにアートとして飾ってみたりと、楽しみ方は様々に広がっています。
試しにインスタグラムで「#legostagram」と検索してみてください。本当に盛り上がっているなと実感できますよ。
無趣味で悩んでいる大人へ レゴ始めてみませんか?
レゴといえば一昔前は子供が1人で遊ぶオモチャでした。
2019年頃からレゴ社が大人をターゲットにした新シリーズに注力したとき、世界的感染症と時期が重なったことで「おうち趣味」としてレゴがSNSを中心に注目されるようになりました。長い自粛期間の中で、時間を忘れて熱中できる高クオリティ製品が発売されたことはとても強いインパクトでした。
社会的背景もあります。一般社団法人の日本玩具協会が国内の玩具市場規模を調査した2022年度の結果を見てみると、市場規模は希望小売価格ベースで8946億円(前年度比108.5%)。中でも子どもから大人まで、幅広い年齢層に浸透しているキャラクターや定番ブランドの好調ぶりが際立っているそう。例えば「シルバニアファミリー」は購買層の20%が大人層で、大人対象のブランドを立ち上げるケースがレゴブロック以外にも増えています。玩具業界は少子化の影響を受けており、遊びや癒しを求めるニーズの拡大を背景に大人層を獲得していくトレンドは続くと予測されています。(出典元:日本玩具協会「https://www.toys.or.jp/」)
世界のいたるところで、小さいころにレゴ®ブロック遊びが大好きだった大人たちが、あらためで“レゴ愛”にめざめています。もっとも、愛をいちども失ったことがない人たちもいます。そうした驚くほどの才能とイマジネーションをもつAFOL(Adult Fans of LEGO) つまり大人のレゴ ファンたちが、新しいビルディングテクニックやディテールづくりに挑戦し、ファングループやイベントに参加しては、日々レゴブロックへの情熱を発揮しています。
こちらが大人レゴシリーズのラインナップです。(詳しくは公式サイト「大人レゴシリーズ」をご覧ください)
どれもディティールにこだわった大人が楽しめる商品ですよね。(値段も大人価格w)
浅田真央さんや吉田沙保里さん、ブリリアンのコージさん、ボクシングの村田諒太さん、イモトアヤコさんら有名人もレゴ作品をSNSに載せて楽しんでおり、海外でもベッカムさんやダニエルラドクリフさんをはじめとした大スターたちが大人レゴの沼にハマっているようです。
レゴを趣味にするメリット
- ペンチやスプレーなどの工具や塗料は一切不要。賃貸の部屋を汚さず楽しめる。
- 専門知識も不要。まずは説明書通りに製品を組み立てるだけなので誰でも取り組みやすい。
- 説明書通りに飽きたら自分好みのものに作り変えて好きなだけ遊ぶことができる。
- ぞくぞくと新商品が発売されるので飽きない。ブロックパーツが増えるほどカスタマイズできる幅が広がっていく。
- お金がなくても「LEGO.studio」で3Dモデリングの組み立ても可能なので、学生でも楽しめる。
- TwitterなどのSNSに載せた作品の交流で日本全国に友達の輪が広がる。
- オフ会に参加すればリアルな友達ができる。
Nゲージやプラモデルなどと違い、粉末や塗料で部屋が汚れてしまう心配はありません。もちろんブロックで部屋は散らかることになりますが、収納を工夫できれば大きな問題ではありません。
そして、ここ数十年で数えきれないほどパーツ種類が豊富になりました。作りたいもののディティールを追求することができるので、きっとあなたが子供の頃よりも没頭しやすい環境になっているはずです。
ファンが集まるレゴオフ会が有志によって全国で開催されているのも楽しみの1つです。
「社会人になると友達ができない」と言われますが、新商品の情報交換などでレゴの楽しさを語り合える友達をつくることができるかもしれませんよ!
アジアやヨーロッパなど世界中から作品の感想メッセージが飛んできたりするので、海外のオフ会に行ってみようと視野も広がるかもしれません。
レゴを趣味にするデメリット
- お金が結構かかる
- 作品をならべる収納場所に困る(部屋が散らかりがち)
- ネットでの交流を増やすなら、トラブルに発展しないよう注意
魅力的な商品が多いので、油断しているとついつい買いすぎてしまいます。中でもマーベルやスターウォーズといった版権物は他シリーズとくらべて割高なので金銭管理には気をつけてください。
実際に「きっと家中にあるレゴは100万円超えてるわ…」「車やゴルフの趣味くらい金かかってるかもな〜!」と話すレゴファンを大勢知っています。誰かが言い始めた「お札は紙切れだから。レゴは自分への投資だから」なんて恐ろしい迷言もあります。笑
(どんな趣味でもハマってしまうとお金がかかるのは同じです)
そして「もう飾っておく場所がない!」と多くのレゴ仲間が困っています。大人レゴに限らず、レゴは集め出すときりがありません。レゴは楽しくて、次第に大きくてクオリティーの高い作品を求めるようになり、欲しいパーツが次々出てくる深い欲まみれの沼です。
一体みなさん毎月どのくらいレゴの趣味にお金をかけているのでしょうか?
学生と経営者では収入も違いますからお小遣いによりけりですが目安として平均を出すとすれば月1〜3万円です。詳しくはレゴアンケート調査を実施しているので参考にしてみてください。
少しでも興味を持ったら公式サイトで試しに安い商品をポチってみるといいと思います。アマゾンやトイザらス、実店舗でセールがよく開かれているのでこまめにチェックしておきましょう。(いつもここが一番安い!っていうのはあまりないので、セール時を狙うのがいいです。)
いざという時にレゴは投資になる!?
見出しにある通りレゴはいざという時にヤフオクなどで売って換金できます。実際に転売屋がいるほど「寝かせておけば売れるブランド」です。しかし、すべてがプレミア化するわけではありません。
レゴファン同士を見渡しても転売や投資を目的に参加してる人はほぼ見かけません。LEGOが好きな人ほどお金に換えられない価値があることを知っているからです。欲しかった限定品を目の前で買い漁っていく転売屋の存在を敵視している人は大勢いるので、もしも転売を兼ねるのであれば友達はできないとお考えください。もしやっているのであれば、黙っておくのが無難です。
レゴで友達を作ろう
説明書通り組み立てて一通り遊んでみたら、SNSでレゴ専用アカウントを作って友達を探してみましょう。
まだオリジナル作品は一つもなくていいです。コレクション派のレゴファンも大勢いるのでそこは安心してください。好きなシリーズが同じ友達を見つけると何倍も楽しくなります。また、ツイッターでアカウントを作っておけば次のオフ会や展示会の参加者募集情報も入ってきます。
近場でオフ会があればラッキーだし、もしあなたが田舎にお住まいでもオフ会のために旅行してみるのも手です。一人旅行でも現地の人と仲良くなれるのでとても楽しいです。(詳しくは「レゴオフ会に参加したい方へ」の記事をご覧ください)
実際にお会いしてみると定年間近で始める50代の男性もいますし、子連れで参加してたお母さんのほうがどハマりしているケースも見かけます。様々な世代がフラットに友達になれるなんとも変わっていて面白い界隈だなと思います。
まとめ
いかがでしたか。
きっとこのページを開いたあなたは、小さなものを組み立てるのが好き、創作意欲が高い方ではないでしょうか。僕自身も「何かクリエイティブな趣味をやりたい。プラモでもやってみようかな?」と軽い気持ちではじめてみた派です。でも(あれ?スプレーとかで部屋が塗料だらけになるの嫌だな…)と昔やっていたレゴを再び手に取りました。笑
お金は使いすぎないように、自分のペースを守ってやっていけば何歳からでもはじめられる本当に楽しい趣味ですよ。
レゴの遊び方を一変させたのはSNSの発達です。それぞれ好きな作品を撮ってアップしていて、ツイッターやインスタグラムはさながら毎日オフ会のようです。ここでは大人も子供も関係ありません。特にツイッターは誰かも分からないので、オフ会などで会ってみて「こんなにすごい作品作ってたのは中学生なのかー!」と衝撃を受けることもあります。笑
また、SNSでの作品公開はモチベーションアップにもつながります。
気をつけなければいけないのは顔も性別もわからないネット上の相手とやりとりするので、何気ない一言で相手を傷つけてしまう恐れがあることです。(自身の発した意見に共感してくれる人ばかりではないので、どんなに気をつけていても仕方ないところではありますが)
好きな趣味の世界で衝突していても楽しいことはないので、ゆとりを持ってみんなが気持ちよく過ごせるよう心がけていれば友達はできるはずです。
レゴをはじめたら是非交流しましょう。
それではまた!