愛知県犬山市にある国宝、犬山城です。「唐獅子」とのセット作品です。サイズが80×80×60cmと大きすぎるので、持ち運びに苦労する作品…。笑
福岡レゴオフ2022となごレゴ2022、JBF2022にて展示しました。
ほとんどのパーツは、レゴストアで販売されているブロック詰め放題のPAB(=Pick a Brick)を利用しています。
これで多少は単価を抑えることができます。(15kg以上はありますけど…)
土台となる石垣はデュプロという幼児向けシリーズで販売されている大型パーツを使用しています。デュプロは溝も大きくしっかりと頑丈に作ることができます!
年齢が上がって細かいパーツで遊ぶようになってもこれまでのデュプロを組み合わせて使えるよう設計しているレゴ社はすごいですね。
犬山城解説
犬山城は、愛知県犬山市にある中世から近世にかけて築城された城郭です。織田信長の家臣である織田信行によって築城されたとされています。天正18年(1590年)になると、豊臣秀吉の命令により豊臣秀次が治めた犬山領の領主となった徳川家康によって改修されました。その後、江戸時代を通じて三河国・遠江国・尾張国の交通の要所として栄え、平成23年には日本100名城にも選ばれており、現在は国の史跡に指定されています。
城内には、天守閣や二の丸御殿、三の丸御殿、書院、茶室、武具庫などがあります。中でも、天守閣は歴史的建造物として知られ、高さ約30mの五層の構造で、国宝に指定されています。また城内からの景色は非常に美しく城下町全体を見渡すことができます。城の周辺には城下町の風情を残す街並みや名物の「犬山城下町ふるさと広場」などがあり、愛知旅行にやって来る観光客に人気のスポットになっています。
毎年4月には、犬山城春の陣として、織田信長や徳川家康らの武将たちに扮した人々による戦の再現が行われます。夏には、天守閣から花火が打ち上げられ、多くの観光客が訪れます。
制作風景を限定公開!
部屋が散らかっているのでお見せできる少しだけ…笑
復元模型を参考に天守閣から作り始めました。
できあがった天守閣のディティールやサイズに合わせて、全体の大きさやバランスを後から決めました。笑
実はシンデレラ城方式のお城です。天守閣をミニフィグサイズより若干小さく制作することで、遠近感で高く立派に見える視覚効果を使いました。1階の大きさはミニフィグスケールなんです。
石垣は横組みです。テクニックパーツを使って強度を出しながら軽量化をはかりました。
三分割にして、スーツケースに入れて持ち運べるように工夫。(それどころじゃない。部屋汚い…笑)
まあ、この後外廊作り始めて意味なくなるんですけどね…。
ジャパンブリックフェス展示会の様子
お気づきでしょうか。運搬できるサイズにするために天守閣以外は全て壊して作り直しているんです。再建なんて、なんだか本当のお城みたいです。笑
ご覧いただきありがとうございました! それではまた。