こんにちは、Keiです。2022年に発売された「76402 Hogwarts: Dumbledore’s Office」を組み立てた感想を書いていきます。
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商品の中身
箱を開けると、レゴブロックの袋は5つ、シールシートが1枚、説明書が1冊付いていました。本商品は8歳以上から遊ぶことができます。
パーツ数は627個、レゴミニフィギュアは6体(ハリー・ポッター、ハーマイオニー・グレンジャー、アルバス・ダンブルドア、セブルス・スネイプ、アーガス・フィルチ、マダム・ピンス)です。
完成品のサイズは、高さ約39cm x 幅約19cm x 奥行約9cmです。また、本セットには魔法使いカードタイル3枚が付属しています(全16種)
LEGO® Builderアプリを使用すれば、3D表示でモデルを拡大・回転してチェックでき、組み立ての進捗を保存することができますよ。
ダンブルドアの校長室とは
校長室はホグワーツ魔法魔術学校の最も高い塔の最上階にあります。この校長室に入るにはグリフォン(グリフィン)のエレベーター(リフト)に乗って上昇移動する必要がありますが、校長先生が定期的に更新する部屋への合言葉をこのグリフォンに向かって正しく発しないと入口を開くことができません。映画と原作、ホグワーツレガシーでは入口に若干違いがありますが、ホグワーツ城は「変化し続ける城」らしいので、魔法で多少変わっているということで納得しておきましょう。笑
同梱のレゴミニフィグ紹介
本商品の中で貴重なのは間違いなくマダム・ピンス(本名はイルマ・ピンス)のミニフィギュアでしょう。レゴミニフィグ化されたのは初めてです。彼女はホグワーツ魔法魔術学校の図書室司書を務めており、映画でも大広間の食事シーンにスネイプ教授の隣に数秒映るくらいのレアキャラなんです。今回、図書館のレゴ商品化に合わせてミニフィグになってくれました。彼女のトレードマークは魔女のハットについた大きな羽で、新パーツの帽子によってリアルに再現されています。
黒を基調としたゆったりとしたエンパイアドレスを身に纏っていて、細かな装飾もプリントされています。お茶目なところもあるマクゴナガル教授のローブは女性らしい上品さの中にもおしゃれで華やかさが印象的なトルソーに対して、マダム・ピンスのドレスは女性版スネイプ先生のような暗い雰囲気があります。
ホグワーツ城で管理人を務めるアーガス・フィルチは猫のミセス・ノリスと共にレゴミニフィグ化されました。彼もあまりミニフィグ化されないレアキャラです。今回は新しい胴体+足パーツにマイナーチェンジしています。ブラウンカラーのアンティークなジャケットを着ています。昔からずっと規則で生徒を監視する保守的な彼らしい服装ですね。マダム・ピンスもフィルチも口うるさく短気なので、生徒からは嫌われていたようです。
商品の組み立て
実際に「76402 Hogwarts: Dumbledore’s Office」を組み立てている様子を写真でお伝えしていきます。
8×16のダークタンカラーのベースプレートに校長室を組み立てていきます。ダンブルドア校長先生は魔法界最強の魔法使いと言われるほどの威厳を持ちながら、レモンキャンディなどお菓子が大好き!といったお茶目で可愛らしい側面があります。また魔法界きってのお洒落さんで、ファッションリーダーと言って良いかもしれません。そんな彼の校長室は、教科書や歴史書と言った魔法書がずらりと棚に並んでいて知識の豊富さを体現しています。
中央には校長机があり手紙を書いているようです。両脇には組分け帽子や、ペットの不死鳥の赤ちゃんがいます。ハリーが初めて校長室を訪ねた時に、生命の終わりを迎えようとしていた不死鳥と出会い、目の前で燃え上がって赤ちゃんに戻る姿が描かれました。不死鳥の赤ちゃんはこのレゴセットで初登場ですので、《75954 Hogwarts Great Hall》をお持ちの方は年老いた不死鳥と合わせてこのシーンを再現することができます。
続いては階段を上った先にある憂いの篩(ペンシーブ)の部屋です。これは人や魔法生物の過去の記憶を見ることができる水盆の魔法道具です。 憂いの篩にはルーン文字が刻まれています。涙などを小瓶に入れることで記憶を保管しておくことができますが、このキャビネットがないのは残念ですね…。どうやらレゴのパーツをいくつか使って自作するしかなさそうです。
最上階にはグリフィンドールの剣が保管されています。ここでずっと校長室で保管されてきましたが、最終決戦が控えたダンブルドアの死の間際に偽物にすり替えられることになります。赤いクリアパーツがとても綺麗ですね。これまでは《71028 Minifigure, Harry Potter, Series 2》など限られた少数のLEGOセットにしか入っていないレアパーツだったので、手に入りやすくなったのは嬉しい限りですね。稀少性は薄れてしまいますが、パーツ注文する先に値段が高騰せずに済みます。
次に校長室の下の階にある図書館の制作です。このLEGOセットの図書館には生徒が通常観覧禁止されている禁書の棚しかないようです。笑
本の作り方はレゴでインテリアを作るときの参考になりそうですね。外に伸びる木の枝を押し込むと、壁の向こう側の本が飛び出す仕掛けとなっていて面白いです。
開閉式の部屋になっているのでとても遊びやすいと思います。図書館の机があるので、ハリーたちと一緒にここで作戦会議ができますね。ただあまり声が大きいとマダム・ピンスに嫌な顔をされてしまうかもしれません。右側の壁面には校長室に入るためのグリフォンの石像がシールで描かれています。これ組み立てたかったので、シールなのは少しショックでした。
できあがったそれぞれのモックを組み合わせて完成です!
簡単に作れるセットです。建物をそれぞれ簡単に分けれるようになっているのでとても遊びやすいですが、構造としては弱くなってしまうので持ち運びには注意が必要です。
完成後の商品レビュー
特別大きなギミックはありませんが、透明マントやペンシーブ、グリフィンドールの剣、組分け帽子、灰から蘇るフォークスと小物も充実しており、満足度の高いコレクションセットでした。個人的にも2022年発売のLEGOハリポタシリーズの中で最もアツいと感じるセットです。ちなみに本セットは、他のセットと組み合わせると広大なホグワーツ城を組み上げることができる仕様です。各セットには至る所に接続用のテクニックブロックが組み込まれているので、部屋の置き場に合わせて自由に城の形をカスタム変形させて遊ぶことができます。全てのセットがコンプリートできなくても大丈夫ですし、集めるほど大きな城を作れてしまうのはレゴならではの自由度ですね。これがなんだか魔法っぽくて素敵だなと思いました。
2023年6月発売の《76415 The Battle of Hogwarts》でホグワーツ城シリーズは一旦区切りとなります。噂ではまた新しいシリーズのホグワーツ城が発売されるという噂も出ています。さすがレゴハリー・ポッターは人気シリーズですね。これからの新商品発表も期待して待ちましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。それではまた!