こんにちは、Keiです。2023年4月に発売されたレゴインディ・ジョーンズシリーズ「77015 黄金像の遺跡」の組み立てレビューをしていきます。
本セットは映画インディ・ジョーンズシリーズの第一作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》 』(原題:Raiders of the Lost Ark)のオープニングシーンから、リアルな黄金像の遺跡を組み立てられる大人ファンのためのセットとなっています。
商品の中身
箱を開けると、レゴブロックの袋は15、シールシートが1枚、説明書が1冊、そして環境配慮を知らせるチラシが1枚付いていました。公式販売価格は¥20,980です。18歳以上から遊ぶことができます。
パーツ数は1,545個、レゴミニフィギュアは4体(帽子とムチがトレードマークのインディ・ジョーンズ、サティポ、べロック、ホヴィト族戦士)です。
インディ・ジョーンズのミニフィグは全身新パーツになっていて顔と上半身パーツは本セットにしか付いてません。帽子と足は今シーズンの他のインディージョーンズのセットにもついてます。手には丸まったムチを持っていて引っ張って伸ばすことができます。帽子は予備パーツとして2個入っているところが嬉しいポイントです。顔はダブルフェイスです。通常の顔と、洞窟脱出時に張り付いてしまう蜘蛛の巣を再現している顔です。映画ごっこが楽しくなりますね!
サティポのミニフィグも細かな装飾の入ったリアルな上半身パーツです。背中が汗でびっしょりなのがいいですね。べロックのミニフィグは手にピストルが付いてきます(しかも予備でもう一丁!嬉しい!)。そして背中には大きな蜘蛛が…。蜘蛛うじゃうじゃのシーンを思い出しますね。そしてホヴィト族の戦士のミニフィグです。この黄金像の遺跡を守っている種族で、できれば複数人欲しかったです。再現度はなかなかのものです。
LEGO® Builderアプリを使用すれば、3D表示でモデルを拡大・回転してチェックでき、組み立ての進捗を保存することができます。
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1〜3袋目
それでは、「入り口洞窟エリア」から作っていきます。舞台は南アメリカの鬱蒼としたジャングルの奥地にある遺跡です。まずは基礎盤からです。昔は立体基礎盤が最初から大型パーツとして付いてきましたが、ここ最近の大人シリーズは黒のタイルを使った自分で作る基礎盤がベーシックになっています。
ダイヤルを回して遊ぶためのギミックを仕込んでいきます。個人的にはこの最初の岩玉転がしギミックがとても楽しみです。インディ・ジョーンズといえば、この転がり落ちてくる大玉から必死に逃げるシーンが真っ先に思い浮かんでくるくらいです。
雷紋のプリントタイルがたくさん付いてくるんですが、中華のラーメンにしか見えない…(笑)
岩場もコツコツ作っていきます。だんだんと反り上がってきて、大岩が転がる準備ができました。
2袋目に入るとガイコツも登場します。ミニフィグは厳密に言えば5体になりますね。映画でも背後の罠に引っかかり揺れるガイコツがめちゃくちゃ怖かったです。植物もどんどん追加され、ジャングル感が出てきました!
このサンドグリーンとターコイズブルーのタイルは映画に出てきましたっけ?
茶色ばかりになってしまうので、差し色としてオリジナルで入れたのかもしれませんね。
大岩を設置して最初のエリア完成です!
ギミックは完成後にまとめて紹介します。
4〜6袋目
2つめの「落とし穴エリア」を作っていきます。少し角度のついた基礎盤で、平坦にならず完成した時の立体感が高まります。この辺の作り込みのうまさが流石本家といったところ。複雑な組み方はとても勉強になりますね。
ダイヤルが2つ設置されました。ただの観賞用にならないのがこのセットの凄いところです。
レイダースのタイトルと作品説明のタイルを組みます。これシールなのがすごく残念です…。
落とし穴と、大きなハンドルができてきました。この落とし穴に落ちそうになるインディーの動きがコミカルで可愛いんです(笑)
上部には石像を設置し、大木の根が張り出した様子を作っていきます。この根を掴んでインディーは落とし穴に落ちずに助かったのでしたね。
隣には上下に作動する壁画扉を作っていきます。これもギミックで、ダイヤルを回すことで開閉します。
壁画扉もシールです。結構大きなしかけになっています。
2つ目のエリアを連結させて6袋目が完了しました!
7〜10袋目
最後は「黄金像のエリア」です。このエリアのダイヤルは1つなんですが、3つのギミックが連動する複雑な組み方がなされている本作最難関のエリアです。写真を見ながらオリジナル作品の参考にしてみてください。
最初のギミックは台座が沈むしかけです。黄金の像を取ると台座が沈んでスイッチが入り、遺跡が崩壊する仕掛けになっています。インディーはその対策として同じ重さの袋とすり替えて像を取ろうとしていますよね。そのシーンをこのギミックで再現できます。
続いて遺跡最深部の部屋の壁を作っていきます。一つとして同じ顔がないので、作っていて飽きることがありません。どの顔も可愛い!
よく見るとレゴミニフィグの顔が描かれていたりしますので探してみてください。
ライトブロックを使って2つ目のギミックを作ります。台座が沈むと遺跡に光が差し込み崩壊が始まります。
3つめは崩壊する石像です。裏側から見るともうわけがわからない複雑な作りになっていますね。
このエリアも連結させれば完成です!
完成
完成品を見ていきましょう。2023年4月に発売したレゴインディ・ジョーンズシリーズ3品の中では最大サイズで迫力満点です。1545個のパーツほぼ全てを使って作られた全長のサイズは、横幅が約51cm、奥行きが約17.5cm、高さが約20cmで、大人向け商品ということもあり細かいところまで作り込まれています。遊びやすく飾っても美しいセットですね。
本品はセクションが3つに分かれています。入り口洞窟エリア、落とし穴エリア、黄金像のエリアです。
洞窟エリアはゴツゴツとしている岩場や鬱蒼とした木々で雰囲気がすごく良く出ていると思います。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》 』ってどんな作品?
「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」とは1981年に公開されたアメリカ映画で、スティーブン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード主演のアクション・アドベンチャー映画です。
物語は1936年、ナチス・ドイツがエジプトで神秘的な力を持つ「聖櫃(アーク)」を手に入れようとしている中、主人公のインディ・ジョーンズがアークの行方を追い、様々な危険な冒険を繰り広げるというストーリー。映画は、スピルバーグとジョージ・ルーカスの手によって生み出されたインディ・ジョーンズシリーズの第1作目であり、非常に人気が高い作品の一つです。