こんにちは、Keiです。レゴでよく遊んでいる学生さんやその親御さんに向けた記事です。
レゴは世界中で愛される玩具の一つであり、ありとあらゆるものを何でも作り出せる夢のある玩具ですよね。レゴを自由に組み立てることは創造性を刺激し、空間把握や忍耐力、問題解決力を養うための教育的な玩具であり様々な活用方法があるため、将来的にさまざまな職業を考えている人にとって、有用なスキルを身につけることができます。これを読んでくれている貴方も「将来どんな仕事に就こうか」と考える際に職業を探すヒントになればと思います。
1. 工学エンジニア
レゴで組み立てた機械や構造物は基本的なエンジニアリングの原則に通じています。というのも、レゴは設計・構築・テスト・再設計を繰り返すエンジニアリングのプロセスと共通していることが多いからです。これは製品の設計や生産ラインの最適化などエンジニアリングに関連したあらゆる職業に役立ちます。
2. 建築家
レゴは建築や都市計画の基本的な原則を学ぶことができます。レゴを使用して建物を設計することは、建築プロセス全体を模倣し設計と建築のプロセスを学ぶことができるのです。建築家の他にも都市計画家、インテリアデザイナー、建築の設計や模型制作を担当する技術者などがあります。
3. 教育関係
レゴは科学や数学を学ぶための優れた教育ツールでもあります。レゴを使って数学的な問題を解決する方法や、物理学的な概念を理解する方法を学ぶことができます。またレゴを使った教材やカリキュラムを作成することで、子どもたちに創造性や問題解決力、そしてSTEM(科学、技術、工学、数学)に関する知識を教える側になることもできます。学んだことを活かせる職業としては、教師や教育者、STEM教育プログラムの開発者が挙げられます。
4. ITエンジニア
レゴテクニックやレゴエディケーション、マインドストームといったロボットの設計やプログラミングを学ぶシリーズがあります。レゴを使用してロボットを組み立て、プログラミングしたものをコンピューターを使って操作することができます。この学びを活かせる職業としては、ロボットエンジニアやプログラマー、ソフトウェア開発者などがあります。
5. デザイナー
レゴはクリエイティブな思考とデザインスキルを養うことができます。レゴで組み立てた作品は美的センスや空間認識力を養うだけでなく、色や形、他者にコンセプトを伝える表現力といったデザインに必要な基礎を理解することに役立ちます。レゴで遊んでいた経験があるとデザインのアイデアを出しやすく、僕自身もデザイナーとして働いていますが、柔軟なものの捉え方をする時に「レゴのおかげだな」と思う時が多いです。この学びを活かせる職業としては、グラフィックデザイナーやファッションデザイナー、プロダクトマネージャーなどがあります。
6. ゲームクリエイター
レゴはゲーム開発に役立つ様々なスキルも学べます。また芸術作品を制作することもできます。レゴアートは印象的な作品が多く美術館やギャラリーで展示されることもあります。こうしてレゴで組み立てた独創性ある作品をつかってベースにゲームのキャラクターやギミックを設計し、プレイする中でゲーム運用までトータルで考えていけます。また、ゲームの仕組みを模倣したプロトタイプを作成し実践で繰り返し試すことができます。ゲームデザイナーやプログラマー、ゲームアーティストなどがあります。
7. プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメントのスキルを養うための方法も学べます。計画、調達、組み立て、テスト、納品などプロジェクトマネジメントのプロセスを学ぶことができます。プロジェクトマネージャーだけでなく経営者、企画担当者なども目指せます。
8. レゴグループ社員
レゴが大好きな人であれば一度は働いてみたい企業ですね。本社はデンマークにあるので少なくとも英語で仕事ができるコミュニケーションスキルは必要ですが、自分の関わったレゴセットを発売したり、多くの子どもたちにレゴセットを届ける役割を担うことはとても喜びになるでしょう。レゴデザイナーだけでなく、マーケターや経営戦略など様々な部署が存在していますので自分の強みを生かせる職種があるはずです。日本にも支社のレゴ・ジャパンが存在します。
9. レゴ販売スタッフ
英語はできないけどレゴが好きで子供も好きならぴったりの仕事です。2022年だけでも全世界でレゴストアは155店舗がオープンし、成長を続けています。知っているレゴの知識を活かして来店客に合わせた商品をお勧めし、売上ナンバーワンのスタッフを目指しましょう。日本全国のレゴストア店舗情報はこちらです。応募できるかは各店舗の求人をご確認ください。他にはレゴランド・ジャパンで働く人もいます。
10. レゴアーティスト
レゴ社に属さずフリーで稼ぐプロのレゴビルダーは世界中にいます。実績などを評価され認定すると、レゴ公認プロビルダーとして様々な企業から作品制作やイベント登壇のオファーが来るようになります。欲しいパーツを本社に注文できたりと、どっぷりレゴ漬けの毎日が送れます。ほかにもレゴランド・ディスカバリーセンターで専属ビルダーとして働いている人もいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上が、レゴで学んだことを活かせる職業の一例です。レゴのセットはどれも遊びながら学んでもらうことを念頭に商品開発されています。このレゴシステムで学ぶことは、創造性、問題解決力、協調性、コミュニケーション能力、そして計画力など、多くのスキルを養うことができます。これらのスキルは現代の多様な職業で必要とされるため、レゴで学ぶことは将来的なキャリアパスにおいて大いに役立つことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた!
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